チャイナタウン・広東語の勢力は弱まるか

チャイナタウンで小さな商店に入ったときのこと。店先には頑固そうなじいさん。

私「ニイハオ。我要……」
店主「ハア? What do you need?」
私(英語かよ!)

世の中には広東語と英語しか存在せず、標準中国語など知らぬ存ぜぬという態度の人がチャイナタウンにはいます。

先週、ニューヨークタイムズにチャイナタウンで広東語勢力が弱くなっているという記事が掲載されました。最近までニューヨークのチャイナタウンは広東語を話す人ばかりだったのが、標準中国語を話す人の勢力が強くなっているということです。

広東語は香港や広州などで使われている中国語の一種。書き言葉は北京で使われている標準語とほぼ同じですが、話し言葉は異言語そのもの。まったく言葉が通じません。

この記事は少し大げさに書いてあり、まるで標準語を話す人がチャイナタウンの半分以上という印象を受けますが、飲食店や路上の会話を聞いていると実感としてチャイナタウンで標準語を話す人は多くて3割くらいです。お店に行っても広東語で接客されるのが普通です。

私は広東語がほとんどできないので、チャイナタウンで標準語が通じるようになればありがたいのですが、その反面、混沌としたチャイナタウンが言語の面から画一化してしまうとすれば残念です。

もっとも最近中国の広東語圏からアメリカに来たような若い世代は標準語の教育をちゃんと受けているので、どのみち標準語がチャイナタウンのどこでも通じるようになるには時間がかからないでしょう。

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