偽ブランド品を買ったら逮捕?

偽ブランド品を売るほうに加え買った客の側を取り締まる条例案がニューヨーク市議会に提出された。提出したのは香港出身の議員、Margaret Chinだ。

法案の内容は単純明快で、偽ブランド品を購入した客に$1000以下の罰金と1年以下の禁固を課するというもの。

チャイナタウンに行ったことのある方はご存じだろうが、偽ブランド品を買うのはたやすい。Canal StとMott Stの交差点の北西の角から北か西に歩いてみれば商品リストを手にした売人が声をかけてくる。興味を示せば倉庫に案内され「グッチのバッグ」を安い値段で購入することになる。

売人に対する小規模な摘発はたまにあるがいたちごっこでしかない。そして被害の見えにくい犯罪のため市警察も捜査に本腰を入れない。そしてアングラマネーの規模は膨れる傾向にある。

偽ブランド品を売る側の取り締まりは限界があるので買う側を取り締まろうという発想は理解できる。この法案が成立しても実際に偽ブランド品を買う側を逮捕してさらに有罪にできるかといえばそれは実質上無理な話だろうが、チャイナタウンに「偽ブランド品を買った側も逮捕されます」という貼り紙をすれば売り上げが減るのは間違いない。

注目すべきはチャイナタウンを支持基盤に持つ議員から法案が出てきたことだ。偽ブランド品が人とお金をチャイナタウンに集めている実情はあるので、チャイナタウンからこのような動きが出てくるのは面白い。

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