予約のとき
- 「予約はいらないからとりあえず来なさい」と言われる
- 保険の有無はあまり聞かれない
- 値段の目安を教えてくれる
日本の町医者と似ている。保険の有無を聞かれないのは無保険の患者が多いため。保険がある場合は聞かれなくても自分から言ったほうが良い。
初診のとき
- 医者の雑居ビルは漢方薬くさい
- エレベーターは「痰は禁止」と書いてある
- 名前はアルファベットと漢字の両方で書く
- 住所やSSNを書くフォームに言語の選択欄がある
- それも中国語と英語の二択は珍しく、最低で三択、多くて五択
三択は普通、中国語、英語、広東語。五択の場合は福建語や台山語などマイナーな言語が加わる。
診察室に入る
- 「結核について」のような掲示が中国語で貼ってある。それもニューヨーク市が発行したもの
- 看護婦の話している英語がなまっていてわからない
- 隣の部屋の話し声がうるさい。「アイヤー」なんて言ってる
医者に会う
- 「注射が必要だね。下の薬局でワクチン買ってきて」と言われる
- 採血した後「これ検査所で見てもらって」と自分の血が入った試験管を渡される
コスト意識が高いからだろうか、ワクチンは買いに行かされることが多い。自分の血液を持って道路の向かい側のビルに行くのはチャイナタウンならではの経験だ。
日本に行ったことのある医者も多く、思い出話を聞かされる。
会計
- 現金払いのみのところが多い
- 「今日は現金だけど次からは小切手でもいいからね」と言われることも
- クレジットカードは当然使えない
- 常連になればツケもきく
写真と本文は直接の関係はありません。
隣の部屋の話声がうるさい「アイヤー」なんていっている。
返信削除って件、思わず爆笑~。
日本に行った思い出話、これもありますねー。
香港と殆ど同じ。だとすると、チャイナタウンだったら病院にも気軽に行けるかなー、と思ったりして。
料金は他の地区の医者と比べて安いのですか?
しかし、本当によく観察してますねー!!
abbie-hkさん
返信削除アメリカの医療は日本人にとっては驚きな点が多いですが、チャイナタウンの医者はまともに感じられます。予約に一月かかることはありませんし、高額な請求書が突然届くこともありません。規模が小さく密度の濃い社会では自然とそうなるのでしょう。
私は以前、大学病院で医者にかかっていましたがすっかりチャイナタウンにシフトしました。
弱者にもそれなりにやさしく、たとえば薬局でもパッケージの中の錠剤をバラ売りしてもらっているのを見たことがあります(法的に微妙な気はしますが)。
値段の話はまた書きます。