先週のニュースから。
犬の肉がNYチャイナタウンの精肉店で売られているという「証拠」をつかんだミネソタ州のテレビ局が問題の肉屋に電話をかけた。「Dog meatを売ってますか」「はい売ってます」
別の新聞社が電話をあらためてかけたら、「犬肉なんて売っているわけがないじゃないですか、ここは中国じゃないんですよ」という反応になった。
テレビ局は州の農産物局にも連絡したが、結局「犬肉を販売している形跡は認められなかった」ということで無罪放免。電話のインタビューは「dog meatが中国人店員にはduck meatに聞こえたのではないか」ということになり一件落着、というのが現在までの報道だ。
英語の報道はここで終わっているのだが、中国語の星島日報によると、この肉屋には「Fxxking Chinese」や「中国に帰れ」など一方的な抗議の電話がかかってきているという。これを書いている私は犬と暮らす身であるし犬を食べるなんて想像もしたくないけれど、抗議がエスカレートして反チャイナタウン運動につながらないかと心配している。
関連リンク
- Chinatown Meat Market Denies Selling Dog Meat (After Admitting It): Gothamist
- Chinatown meat market raided by inspections after clerk mistakenly thought they confessed to selling dog - NYPOST.com
- Dog meat? Chinatown butcher actually said duck meat! - YouTube:今回の騒動をまとめた動画。
- 電視台指商家賣狗肉 衛生廳證實報道不實_星島海外_紐約星島_僑社新聞
(想像力の豊かな人にはこの中に犬が見えるのかもしれない)
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