Soup Dumpling

小籠包

Hong Kong? New York.

これでもニューヨーク

Hot Pot

麻辣火鍋

Subway

地下鉄

Congee

中華粥

深夜も営業、利口福

今日登場してもらうのは利口福。ガイドブックにもよく登場する有名店だ。Bowery沿いに目立つ看板を出していて、入ったことがないにしても見たことがある人は多いはず。

お粥と麺が有名で、ご飯ものもある。味は普通においしいレベルであるものの、実力派の揃うチャイナタウンでベストかと言われるとたぶん違う。固定ファンも多いお店だが他にベストの候補が多すぎるのだ。

ところがこの利口福が真価を発揮するのは夜9時から。ほかのベスト候補が軒並み閉店する中、利口福は午前3時(週末は4時)まで営業している。これはありがたい。Lower East Sideでさんざん飲んだ後にこのお店まで歩けばラーメンがある。お粥もある。お茶も出てくる。

午前2時頃に行くとそのような境遇の客がいる。酔客ばかりではなく普通に夜食を食べに来たような客も少なくないからチャイナタウンは謎だ。そしてここの熱いお茶を飲むと翌日も元気に起きられそうな気がするのも不思議。

データ

  • 名称:利口福(Great N.Y. Noodletown)
  • 所在地:28 Bowery, New York, NY 10013

濃厚度

中。観光客が多いしメニューに英語が書いてあるので中国語ができなくても不自由はしないが、意外に英語が通じない。めげずに身振り手振りで行きましょう。

無料インフルエンザ注射

ニューヨークでインフルエンザの予防接種を受けようと思えば普通$30程度の費用が必要になる。

そして、なんでも格安のチャイナタウンでは無料で受けられる。病院と保険会社が後ろ盾になっているからだが、コミュニティが大きいとメリットがあるという一例である。

ニューヨークで日本人だから優遇されたということは聞いたことがない。私たちマイノリティに幸あれ。

Rutgers Stの腸粉屋台

チャイナタウンを東に行ったところ、地下鉄F線East Broadway駅の上に小さな屋台がある。小さすぎるが見落とす心配はない。常に人だかりがあるからだ。さほど人通りの多い場所でもないこの場所で長年客を集めているのは実力がある証拠である。

看板メニューは腸粉だ。その他はピータン粥、焼きそば、ちまきなど。見ていると腸粉ともう一品を注文している客が多い。

下の写真は魚だんご入りの腸粉。蒸した腸粉に醤油だれ、ピーナツソースとチリソースをかけて小$1.75、中2.75。食べる場所によって甘かったり辛かったり、良く言えば複雑な味、悪く言えば混ぜこぜの味が楽しめる。

データ

  • 名称:腸粉の屋台
  • 所在地:3 Rutgers St, New York, NY 10002

濃厚度

中。最低限の英語は通じるし、メニューに英語が書いてある腸粉屋台はチャイナタウンでここだけだ。チャイナタウンの濃い世界に入るための入門的存在である(そんなものに入門しなくてもよいと言われそうだけれど)。

すぐに来ること

命令されているのかと思った。

ちなみにこのお店は写真の2か月後に開店した。すぐに来たのかどうかは微妙。

隠れ家バー・Apothéke

Apothékeはチャイナタウンで看板を出さずにひっそりと営業している店だ。知る人ぞ知る、という言葉がぴったりな存在だったが最近は普通の有名店になってしまった。

コンセプトは体に効くカクテル。カクテルシェフないしMixologistと呼ばれるバーテンダーは白衣を着ており、メニューは処方箋と呼ぶ。カクテル1杯が$20弱という高い料金を取るための演出だという気もするけれど、同じお店がミッドタウンにあったらこの値段ですまないのだろう。もっともこのApothéke、2年くらい前はもっとお金のかかるお店だった。不景気でも悪いことばかりではない。

街灯の少ない外より店内はさらに暗く、喧騒に包まれているので顔と顔が近くなる。本来はカクテルを味わいに行くべき場所なのだが、親密なカップルが多い。一人や男同士でも入れるし、そのほうがカクテルの味がわかって良い(負け惜しみ?)。

上の写真はしばらく前に撮ったもの。Gold Flower Restaurantは4年くらい前までここにあった店で、それがApothékeの目印になっていた。数週間前から看板がなくなり、初めて行くときはさらに見つけにくくなったのでご注意を。

あと、ここのbouncer(門番)は本当にbounceする。混雑する週末はそれなりの服装と、できれば予約がおすすめだ。

データ

濃厚度

薄い。

これが現在の写真。

チャイナタウンの病院にありがちなこと

予約のとき

  • 「予約はいらないからとりあえず来なさい」と言われる
  • 保険の有無はあまり聞かれない
  • 値段の目安を教えてくれる

日本の町医者と似ている。保険の有無を聞かれないのは無保険の患者が多いため。保険がある場合は聞かれなくても自分から言ったほうが良い。

初診のとき

  • 医者の雑居ビルは漢方薬くさい
  • エレベーターは「痰は禁止」と書いてある
  • 名前はアルファベットと漢字の両方で書く
  • 住所やSSNを書くフォームに言語の選択欄がある
  • それも中国語と英語の二択は珍しく、最低で三択、多くて五択

三択は普通、中国語、英語、広東語。五択の場合は福建語や台山語などマイナーな言語が加わる。

診察室に入る

  • 「結核について」のような掲示が中国語で貼ってある。それもニューヨーク市が発行したもの
  • 看護婦の話している英語がなまっていてわからない
  • 隣の部屋の話し声がうるさい。「アイヤー」なんて言ってる

医者に会う

  • 「注射が必要だね。下の薬局でワクチン買ってきて」と言われる
  • 採血した後「これ検査所で見てもらって」と自分の血が入った試験管を渡される

コスト意識が高いからだろうか、ワクチンは買いに行かされることが多い。自分の血液を持って道路の向かい側のビルに行くのはチャイナタウンならではの経験だ。

日本に行ったことのある医者も多く、思い出話を聞かされる。

会計

  • 現金払いのみのところが多い
  • 「今日は現金だけど次からは小切手でもいいからね」と言われることも
  • クレジットカードは当然使えない
  • 常連になればツケもきく

写真と本文は直接の関係はありません。

M15バスのSelect Bus Service

MTA(NY市交通局)がM15 Select Bus Serviceというサービスを始めたのが去年の10月。停留所の数が少ないのに加えて、料金を停留所で前払いするという斬新なシステムで快速運転を実現している。

このバスはEast 126th Stから2nd Aveを南下、チャイナタウンを囲むようにAllen StからMadison Stへ、そしてWater Stを経由してBattery Parkのフェリー乗り場に到着する。北向きも1st Aveを通るほかは同じコースだ。

ここに書いたルート、マンハッタンの東側からチャイナタウンにアクセスするのに使える。たとえば、East 86th StからHester Stまでは乗り換えなし、時刻表の上で45分ほど。決して速くはないし時刻表のようにはいかないこともあるが、地下鉄の階段を上り下りしなくてよいメリットはある。

そしてこのバスの長所、かどうかはわからないが、チャイナタウンの「濃い」ところにしか停留所がない。観光客のいない庶民の日常生活へひとっ飛びだ。

チャイナタウンの中心部に行くには使いにくいし、悲しいことにUESからチャイナタウンまで通しで乗る人はあまり見ないが、一度はどうぞ。

データ

チャイナタウン周辺のバス停を二つ。

  • 名称:Grand St(バス停)
  • 所在地:Allen St & Hester St, New York, NY 10002
  • 名称:Catherine St(バス停)
  • 所在地:Madison St & Catherine St, New York, NY 10002

濃厚度

バスは薄い。バス停は漢字がたくさんで少し濃い。

偽物を売ってはいけません

East Broadwayの雑居ビルに上のような張り紙がしてある。いろいろと書いてあるが、まとめると「ビル内での偽ブランド品の販売は禁止」ということだ。

ただ、店員も客も中国人ばかりなビルなのに英語が先に書いてあるのは外向きなポーズのように思う。

本音は「このビルは偽物がないから警察の方は来ないでくださいね」か、それとも「偽物が売られていてもそれはテナントの責任なのでビル側は関知しません」か。

どちらかというと後者の気がする。

ただこのビルの2階は以前と比べると怪しい商品がずいぶん減ったので、もしかすると本気で偽物を追放しようとしているのかもしれない。

カップケーキのEverything Frosted

チャイナタウンのとてもマイナーな路地、Mosco St。そこの2階という最悪な立地条件のところで健闘するカップケーキ屋がある。

オーナーパティシエは中国人。アメリカのべったりとしたカップケーキに飽きた人は行ってみると良い。逆にSex and the CityのMagnolia Bakeryのような甘々なものが好きなら無理にお勧めしない。ケーキのフレーバーはレッドベルベットなど一般的なものが多いが、小豆や黒ごまといったアジアンなものも人気だ。

お店は一応テイクアウト専門ということになっている。すぐ食べたければ店内で食べられないこともないが、作業場中心の小さな場所なので公園まで20歩歩くのが無難だ。

開店して1年半、評判も上々で有名になってきた。遅かれ早かれもっと立地条件の良いところに移転するのではないかと思う。そのときもチャイナタウンで営業を続けるのだろうか。

ちなみに超私見。チャイナタウンのデートを計画する場合はこういう普通っぽいお店もコースに入れておくと良いことがあるかと思います。

データ

濃厚度

薄い。店の中にいるとチャイナタウンにいることを忘れる。でも観光客スポットではない。

追記(2013年7月6日)

閉店しました。オンラインショップに移行しています。