アメリカ地方都市のチャイナタウンに行くと中国人が少なくてがっかりすることが多い。ニューヨークのチャイナタウンは中国人だらけだが、たまにこのお店のようなアメリカ人スポットもある。
69 Bayard Restaurantはチャイナタウンの中心部にあるお店だ。一見濃厚だが英語だけのメニューが店頭に大きくはってある。英語メニューがあると安心するアメリカ人がいるんだろうか。バリ島のレストランでいきなり日本語メニューが登場するのと同じことなのだろう。
テーブルにつくと店員がメニューを持ってくる。中国語を話さないかぎり基本的には英語オンリーのメニューが来る。そして英語メニューは高級なものが多い。前菜にメイン2種、という注文をなさる方にはいいのだろうが、ひとり$20にはなるのは覚悟したい。チャイナタウンなのに……。
ところが、運が良ければ中国語も書いてある英中バイリンガルメニューも出てくる。こちらならひとり$5程度。
英語メニューしか出てこなかったらどうすればいいか。裏メニューをもらうためのパスワードがある。「ランチメニュー、プリーズ」。この呪文を唱えるとお昼だろうと夜だろうと中国語が書かれたランチメニューがもらえて、中にあるのは$5前後のものばかりだ。
このレストラン、味はアメリカ人向けなので強くおすすめはしないが、深夜も開いている貴重なお店である。
データ
- 店名:新蓮香飯店(69 Bayard Restaurant)
- 所在地:69 Bayard St, New York, NY 10013
濃厚度
かなり薄い。
こちらは中華の店で英語のメニューなんでしょうか?
返信削除しかしなぜそんなにメニューの値段が違うのでしょう??
不思議ですね。
高い方のメニュー見た瞬間
”超貴喎!!”と香港風に超高いじゃん!と言うしかありません。
(ちぃぅぐあいうぉ~)ちぃぅは気持ち強めで。
りでぃ がうちょぅあ~、など併せて使うと効果的です。
(ここ店、どうなってんの?という意味の定型文です)
独り言っぽく言えば、大丈夫です。
外国人なのになんか高いとか廣東語で
文句言ってるよー、ぐらいの感じです。
もしかして、夏場、スイカくらい出してもらえるかもしれません。
二度と高いメニューは出てこなくなるおまじないです。
abbie-hkさん
返信削除英語のメニューは中身がつまらない、というぼやきが過去にNY Timesに投稿されているのも見ました。
http://blog.nychinatown.com/2011/04/hop-kee.html
同じ商品は同じ値段がついているはずですが、英語の客のほうが財布の紐がゆるいのでしょう。
超高いじゃん、覚えました。でも喧嘩になりそうな。。笑