美心。昭和か大正かというたたずまいのこのお店。何十年も変わらず営業する喫茶店だ。
喫茶店といってもカフェなんていうモダンなものではない。珈琲はある。バタートーストもある。肉のせご飯だってある。お粥も点心もある。
メニューは壁にかかっているものだけ。英語メニューなんてあるわけがない。中国語(マンダリン)が話せるから大丈夫かというとそんなことはなく、少し前までは広東語しか通じなかったお店だ。
名物は粽(ちまき)。入口のところに大量に積んであるのを買ってもよいし保温器の中にある温かいものを出してもらってもよい。排骨飯などご飯ものが給食にあるようなアルミの箱に入ってくるのもポイントが高い。お米を入れてそのまま炊けるアレね。
店内はゆっくりと時間が流れる。古びたやかんがあり、そして客も古びている。いつ行っても私が一番若い客だ。このまったりとした雰囲気の中で楽しそうにしている常連客の会話が聞けたらと思うのだが、広東語の壁は厚い!
データ
- 店名:美心茶餐廳(Mee Sum Cafe)
- 所在地:26 Pell St, New York, NY 10013
濃厚度
チャイナタウンの喫茶では一、二を争う濃厚さ。
レイホーマ?
返信削除あれ?廣東語ってあんまり得意じゃないのですか?
以前、LAのチャイナタウンに行った時、
店員さん?とお客さん??らしき人が
廣東語と普通語半分ぐらいで話してて、混ざってる?!会話していました。
突然普通語か?と思ったら、廣東語に戻って・・・ラジオが大音量で掛かってて
それは香港ポップス(廣東ポップ)でした。
えー、どっち?て感じ。多分、廣東省とかの人か?
私は北京語で堂々と話したら、はっ?!みたいな顔されました。
あれは何だったんだろう・・・。
微妙に人によって廣東語と普通語の言葉の混ざり合い具合が違うらしく、
シャレた中華レストランに行ったら、北京語通じました!一安心。。。
多分、このレストランでも、どっち?!みたいな感じかな?と想像した次第です。
インテリア、”超”がつくほどの香港風ですね。
ガンコな香港おやじ丸出しですね。
abbie-hkさん
返信削除ホー!
広東語、数字しかできないです。しばらく前までは広東語ができないとチャイナタウンでサバイバルできなかったのですが、最近はどこでも普通話が通じるようになってきたので広東語の勉強は怠けてます。
美容院関係は広東語が強いです。香港から若い美容師が流入しているそうです。あと、若い人が集まるバブルティー屋は意外に広東語が強いです。ゲイチンア~