それにしても安い店は人にすすめにくい。もちろんチャイナタウンはほとんどのお店が安いのだが、さらにその中で安いとなると相当な経費削減をしているわけで、せっかく人にすすめても「なんか薄暗いから何も食べずに出てきたよ」などと言われてがっくりくるのである。
くどい前置きが必要なのは喫茶軽食のS. Wan Cafe。朝食は$3以下から、ランチは$4程度と安さが目につく。給食のようなトレイでセルフサービスだし、椅子もプラスチックだったりしてお世辞にも上等な雰囲気はない。そして店は半地下で外の光はあまり入らない。
しかし、朝も昼も行列ができるのは安いからというだけではない。きちんと作ってある料理が実においしいのだ。別に特別なことをしているわけではなく、たとえば炒麺は香港のお母さんが基本に忠実に中華鍋で作ったような味がする。
店内は広東語6割、北京語4割。英語を話している客はあまり見ないがメニューに英語が書いてあるのでなんとかなる。写真のお粥セットはでんぷん同士の組み合わせが妙だが意外にいけるのでお試しを。
データ
- 店名:洋紫荊珈琲室(S. Wan Cafe)
- 所在地:85 Eldridge St, New York, NY 10002
濃厚度
濃い。
レイホーマ。
返信削除ここのお店はいかにも、って感じですね。
今から14年ほど前にニューヨークに行った時、チャイナタウンの路肩で売ってる腸粉の炒め物を食べて、毎日食べに行ってた記憶がよみがえりました!
きっと同じ味なんでしょう!
今年はニューヨークに行こうと思います・・・事業がうまく行ったら!
たどたどしいながらに廣東語も少しばかり解る今、
チャイナタウンが異様に楽しめる気がしています。
abbie-hkさん
返信削除私は香港に行きたいです。チャイナタウンの本場? 元祖?
前回の訪問より広東語は上達していませんが、食べ物の名前はわかるようになったかも。それにしてもNYから香港は遠いです。なんでみんなこんなにチャイナタウンまでわざわざ移民をしてきたんだろ、と思います。