フラッシングの$1バスは逮捕者も出してカオスに

前回までのあらすじ:マイクロバスが$2.75で営業していた路線に大型バスが$1の激安運賃で参入した。さてどうなる。

まったく目まぐるしいことだ。まずはマイクロバス側が$2.75の運賃を一挙に$1へと値下げした。20人乗りだから片道$55の収入が$20になったわけだ。文字通りの消耗戦に突入したと言える。

そしてマイクロバスは大幅に減便をした。この収入ならば寝ていたほうがマシ、ということだろう。57台いたバスのうち20台以上が営業休止をしたとマイクロバスの運転手が証言しているが、実際にバス停に行ってみると半分以下に減ったように見える。

その結果、皮肉なことに大型バスだけでは通勤ラッシュ時の客をさばききれず、バス乗り場には長蛇の列ができるようになった。

さらに、とうとう逮捕者まで出た。大型バスの客引きがマイクロバスの運転手に暴行した容疑で昨日逮捕されたのだ。

市会議員も動いた。フラッシングなどを選挙区に持つ顧雅明(Peter Koo)氏は大型バスの違法性を主張し、市当局が摘発に向けて動いているとしている。

バス会社の素性も謎であったが、200人以上の運転手を擁するタクシー会社社長、駱柏年(Tony Luo)氏が糸を引いているという見方で決まりらしい。ただ、氏はこの件で一切表舞台に出てきていない。

これから先どうなるか。

  1. 大型バスが法令違反で営業停止処分
  2. 大型バスが事故を起こして騒ぎに
  3. 大型バスの独占、そして値上げ

くらいが現実的だろう。

写真は$1の看板を出すようになったマイクロバスの停留所。客の姿はあまりない。

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