魚屋の店主が逮捕、その事情

チャイナタウンに小さな魚屋を構える主人が野生動植物を販売したなどの容疑で逮捕された。チャイナタウンのことをあまり扱わない日系の新聞でも報道されたのでご存じの方もいるかと思う。

報道によると、この魚屋は野生の貝を他州で採り、乗合バスを使ってニューヨークまで運んでいた。運搬量は5000 lbs、つまり2トン強にものぼり(警察もよく調べたものだ)有害なバクテリアも検出されたとのこと。

で、ここからが英語や日本語のマスコミで報道されない事情。

問題となった貝は世界でも福建省福州市にしか生息しない珍しい種で、福州人に人気がある。アメリカには数年前に中国移民が持ち込みメリーランド州で繁殖した。

これは想像だが、この魚屋に対して同郷の移民が故郷の貝を食べたい、それもできるだけ安く、と言う。魚屋はわざわざ遠隔地に赴いてまで漁業をし激安バスで運ぶ。客にはlbあたり$1.99という破格の値段で販売する。たぶん「傷んできたのでよく加熱して」とでも言いつつ。そこまでして買うほどの貝なのが気になるものではあるけれど。

とはいえこの魚屋は冷蔵設備も不十分だとされるし、事件前から「臭う」魚屋ではあった。チャイナタウンに限らず、食材選びは自分の眼と鼻と勘でちゃんと行いましょう。

ちなみにこのお店、事件後も普通に営業している。

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2 コメント:

  1. こんにちは。

    世界新聞網見ました。大変有害な菌・・・なんでしょう。
    そりゃ捕まるよ、と思いますがたぶん、捕まった店主は
    何で売ったらダメなんだ!!とか逆切れしてそう。
    結構罰金も払った様ですね。(この額は美国元=USDでしょうか。)

    福建省の貝ならきっと香港でも食べれるんじゃないかしら。
    って怖すぎます・・・。

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  2. abbie-hkさんは腐りかけていても食べたい日本のものはありますか? 私は……ないです。笑

    ちなみに店主が16000元、魚屋が30000元と書いてあるこの罰金の額はUSDです。

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