Soup Dumpling

小籠包

Hong Kong? New York.

これでもニューヨーク

Hot Pot

麻辣火鍋

Subway

地下鉄

Congee

中華粥

美麗華(Mei Li Wah)の肉まん

以前チャイナタウンに美麗華、英語でMei Lai Wahという濃いお店があった。薄暗い店内に入ると店員も客も老人ばかりで、英語もまともに通じないヨボヨボのじいさんが震える手でお茶を入れてくれたものだ。ワンタン麺の麺はいつもちゃんとほぐれていず、レストランとしての利用価値は皆無だった。そんな店だが一つだけ例外があった。テイクアウトできる肉まんが絶品だったのだ。

何十年もの営業をへてMei Lai Wahは2008年に一時閉店。何か月も閉店が続いたのでそのまま絶滅かと思われたが、スタッフが世代交代をして半年後に新装開店した。漢字の名前は以前と変わらず美麗華、そして英語の店名は大人の事情でMei Li Wahになった。発音も変わらずメイライワ。

店内は明るくなって小綺麗で英語もそれなりに通じるようになった。麺や点心もおいしくなったが、この店に行くなら肉まんを食べよう。大包という大型肉まんは挽き肉のほかにえび、ゆで卵、中華ソーセージが入っている実力派。英語で注文するときは「スペシャル」で可。

チャーシューまんもおいしいが、皮が甘めなので個人的にはチャーシューパンのほうが好きだ。英語ではsteamedではなくbakedのほう。

データ

  • 店名:美麗華茶餐廳(Mei Li Wah Bakery)
  • 所在地:62-64 Bayard St, New York, NY 10013

濃厚度

普通。英語は通じる。

旧正月はお祭り騒ぎ

旧正月(Chinese New Year、Lunar New Yearとも)が近づいてきた。今年は1月23日が元日である。

チャイナタウンはお正月の飾り付けがなされ、子供や従業員はお年玉をもらう。若者はかんしゃく玉を鳴らしやクラッカーから紙吹雪を出す。

お祭りもあるしパレードもある。パレードは見物客でものすごく混雑するので強くはお勧めしないが、一度は見ておいてもよい。

まずは元日にあたる1月23日(月曜日)。Firecracker Celemony(爆竹祭り)なるものがSara D. Roosevelt Parkで行われる。11時30分から3時30分まで。

そしてパレードは1月28日(日曜日)の1時開始。発表されているコースはMott St→East Broadway→Eldridge St→Forsyth St→Grand Stだ。Sara D. Roosevelt Parkにもブースが12時から4時まで開設される。

Mott St周辺は混雑がひどい上に一旦入ると人ごみから出られないので、Mott StとBoweryの交差点(Citibank前)で見物するか、あるいはColumbus Parkあたりの少し離れたところで雰囲気を味わうのが賢い。逆にお祭りが好きな人はBayard Stに行けば一日中楽しめること間違いない。

パレードのルートはこちら。


View パレードの地図 in a larger map

祭りのあとはこうなる。

チャイナタウンはなくなるのか

「米国から逃げ出し始めた中国人 ニューヨークのチャイナタウンが消滅の危機に」という記事が載っていた。いつものチャイナタウン紹介はお休みして、今回はこの記事に注釈をつけてみたい。

背景となる知識

まずニューヨークのチャイナタウン事情を知らないと本当の話が見えない。

ニューヨーク市には中国人居住区が3か所ほどある。そのうちニューヨーク市当局がチャイナタウンと呼んでいるのはマンハッタン区にあるものだ。

マンハッタンの外にあるほかの居住区はフラッシングやサンセットパークなどと地名で呼ばれることが多い。ただしややこしいことにフラッシングなど他の中国人居住区も「チャイナタウン」と呼ぶことがある。

チャイナタウンの人口は減少しているのか

この記事、「人口が9%も減少したNYのチャイナタウン」とある。私もこの話題は前にも書いた。要約すると「不法移民が多いので人口が少なく見積もられてはいるが、マンハッタンのチャイナタウンは人口が減少していると考えられる」という内容。

ただし、これはマンハッタンのチャイナタウンだけに限った話で、NYにある他のチャイナタウンは人口が増加している。地元のテレビ局NY1の分析は、中国人住民がマンハッタンのチャイナタウンからフラッシングなど他のチャイナタウンに移動しているとしている。

もう少し詳しく見てみよう。Analysis: NYC 2000 to 2010 demographic changeというCenter for Urban Researchの資料がわかりやすい。一番下に地区別・人種別の人口動態統計がある。アジア人人口の多い5地区は以下のとおりだ。

地域2010年のアジア人人口10年間の増減
FlushingQueens49,830+37.0%
ElmhurstQueens38,699+17.9%
Sunset ParkBrooklyn37,281+61.8%
Bensonhurst WestBrooklyn31,917+57.0%
ChinatownManhattan30,559-15.2%

NY1の分析と合致しているのがわかるだろう。ちなみにFlushingとSunset Parkは上で触れたが、ElmhurstとBensonhurstは新しくチャイナタウンができているエリアだ。

そしてニューヨーク市が出しているまとめも見てみよう。Population Growth and Race/Hispanic Composition(PDF)という資料によれば、2000年のアジア人口はニューヨーク市全体で780,000人。それが2010年には1,028,000人。32%増えている。

アジア人全体での統計しか出てこないのが残念だが、ニューヨーク市全体で見ると中国人の人口は減っていない。ニューヨークの一地区にすぎないマンハッタンのチャイナタウンの人口が減少したところで中国人がアメリカから逃げ出しているように捉えるのは早とちりである。

ただし

マンハッタンのチャイナタウンは労働者階級が住むには高すぎる。さらに古い格安住居が少しずつ建て替えられている。なのでチャイナタウンに住む中国人は減少傾向を続けるだろう。もっとも商業地としての性格はなくならないだろうから、街の規模は当分現状が続くものと思われる。

そして、統計情報は見つからなかったものの、この記事にあるとおり近年の米国の不景気と中国大陸の好景気で一部の中国人、特に富裕層が中国に戻る傾向があるのは実感している。

このブログの将来は?

チャイナタウンはなくなるかといえば答えはノーですが、もし万が一チャイナタウンがなくなることがあれば、ロシアンタウン濃厚ガイドになりますのでその際はよろしくお願いします。

写真は中国。

マロニーinニューヨーク

マロニーがアメリカに進出していることすら知らなかったが、わがホームグラウンドのNYチャイナタウンで発見するとは。

ところで、マロニーって何よ、という方は身近な関西人に聞いてみよう。「そんなもんも知らんのやったらマロニーで首つって来い」と言われること請け合いだ。

中高生の集まるElizabeth Center地下街

今日は知る人ぞ知るElizabeth Centerだ。ビルの外観は普通の雑居ビルなので普通に通りがかっても見落とすだろう。ところが、その地下は中高生に人気の雑貨屋街なのだ。

漢字で「地下商場」と書いてあるドアを入り地下街にエスカレーターで降りる。正面右の一番大きいお店に入ってみよう。サンリオ系を初めとした雑貨が店中にごった返している。他のお店も似たり寄ったりだ。

商品は日本のキャラクター物が多い。ハローキティ、リラックマ、マリオ、ドラえもん、けろけろけろっぴ。アジア各国で日本のアイテムが流行り「kawaii」という言葉も通じるというが、その現場がニューヨークにもあった。

商品は$1から$10が中心で子供向け価格である。個人的には小さな子供がいる家へのお土産に重宝している。ハローキティはアメリカの女の子に大人気だがここほど豊富な種類が手に入る場所はあまりないからだ。

データ

  • 店名:On Cube Cube
  • 所在地:15 Elizabeth St #B11, New York, NY

濃厚度

中。ものすごく濃い場所ではないけれど中国人しかいない。たまにアニメ関係の商品を求める白人がいる。聖地なんだろうか。

チャイナタウンバスのプチ事故

(写真と本文は関係ありません)

長距離チャイナタウンバスの死亡事故がたまに新聞に載っているが、短距離バスでもプチ事故は起こるのであった。以下は筆者の話です。

舞台はマンハッタンのチャイナタウンとフラッシングを結ぶバスの中。日が暮れて家路につく通勤客に混じってマイクロバスに乗った。座ったのは一番後ろの一人席だ。

座席はビニールばりの安物である。移動のために乗っているのだから安物でも良いのだが、安すぎたのだろうか。バスに乗ってから5分ほどで座席が崩壊し始めたのだ。座面と背もたれはネジで固定されているはずのところ、補助席のような一人席はその接合が甘かったらしい。座面は床に軟着陸して座椅子と化した。

座席の体裁が整っているから気にしないことにしていたら、今度は背もたれが後ろに倒れた。80年代のドリフターズにこういうコメディーがあったが、あれはバスの乗客すべてが後ろに倒れるから面白いのであって一人客がもがいても何も面白くない。そもそも暗い車内でだれも気づいてくれない。

結局座布団に座った状態のまま高速道路を走った。ドリフターズならばここで最後部の大扉が開いてお陀仏となるところだったが、そうはならずに命あるままチャイナタウンに着いた。

こういうのは監督官庁に連絡したほうが良いのかと思いバスを降りるときにライセンス番号を控えようと思ったら、車内が真っ暗で何も見えなかった、というのはできすぎたオチだろうか。

皆様もチャイナタウンバスに乗る際はいろいろとお気をつけください。

麗心餅屋の食パン

アメリカのパンというのはどうしてあんな質なのだろう(ため息)。ニューヨークにはBalthazar Bakery、Pain D'Avignon、Silver Moon Bakeryなどまともなパン屋があるからまだ良いが、米国の郊外にお住まいの方はさぞ苦労されていることだろう。

ところで私は食パンが好きだ。上記のような高級パン屋には置かれていない。スーパーでもサンドイッチ用のパンとして買えないことはないが、薄っぺらいし乾いているし耳がない。

そこでチャイナタウンで食パンを買う話である。チャイナタウンでは普通に食パンが手に入る。おすすめなのは麗心餅屋のMott St店。場所はMott Stの魚屋が並ぶエリアだ。夏に行くと臭いでくじけそうになるが、冬なら安心。もっとも、魚屋が香ばしくても食パンのためなら仕方がない。

店内に入ると所狭しと並ぶパン。食パンがあればとりあえず確保する。他のパンもおいしいのだが、この店はなぜかパンに名札がないので中身を想像して買うしかない。質問をしようにも店内の標準語は広東語だ。食パンとエッグタルトを買うぶんには困らないものの、他のパンの中身がわかるようになるには修行が必要である。

修行と言えば、列に割り込んでくる人が多いのもこの店の特徴だ。店員もあまり順番は気にしないので「次は私の番ですよ」と目の力で訴えかけよう。エクスキューズミーと英語で店員に声をかけるのはたぶん逆効果。

データ

  • 店名:麗心餅屋(Manna House Bakery)
  • 所在地:125 Mott St, New York, NY 10013

濃厚度

中。英語は少なめだが中国人以外にも対応がやさしい。

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