Soup Dumpling

小籠包

Hong Kong? New York.

これでもニューヨーク

Hot Pot

麻辣火鍋

Subway

地下鉄

Congee

中華粥

ようこそフラッシングへ

日本語が一番大きいのには愛を感じます。

誰も書かないブログを続けて3周年

もはや黒歴史になるが、私は以前いわゆるグルメブログを書いていた。アロマフレスカなど有名レストランの名前で検索したら最初に出てくることもあり、毎日さばききれない量のコメントがあった。

グルメブログを運営するのは超がつくほど簡単だ。カメラをレストランに持って行って料理の写真を撮り、ちょっとしたコメントをつけて公開する。頭を使わなくても見栄えの良いブログができてしまう。そして、グルメブログは誰にでもできる作業だと気づいたときに私はそのブログをやめた。アクセスが多いのはアロマフレスカが偉いのであって私が人気なのではない。

他の人には書けないものに価値がある、という哲学のもとでチャイナタウンのブログを書いて3年になった。マニアックでありニッチであり、読者を選ぶブログなのでアクセスはさほど多くないがそれはそれ。ブログの価値を決めるのはアクセス数だけではないだろう。

桃栗三年柿八年。小さな種が実をつけたかどうかはわからないが、柿の木が育つ頃までこのブログをやっていたいものである。

というわけで、4年目もよろしくお願いします。

著者について

日本にいたときは日本の中にあるエスニックタウンを訪ねて茨城県荒川沖(タイ)、群馬県大泉町(ブラジル)、大阪市鶴橋(韓国)などに通いつめた。

その後エスニックタウンが集まるニューヨークに転職・転居。今に至る。

30代男、日本人。資格なし。留学経験なし。アメリカ以外の国にも住みたいが、チャイナタウンのある都市に限定すると移住先があまりないのが悩み。

今回はグルメブログっぽい写真をつけてみた。

注文の多い料理店

尊重他人! 尊重自己!

こういうところの漢字がたまらなく好きです。

たけのこが旬であります

生のたけのこが市場に出回っている。世界で見てもたけのこを食べるのはアジア人だけだそうで、それだけに生のものはアメリカの市場になかなか出てこない。水煮をしたものは年中チャイナタウンで手に入るものの、あの独特の苦味が抑えられてしまって物足りない。

生たけのこは流通量が少ないため購入できる場所も期間も限られる。例年4月がシーズンで、マンハッタンのチャイナタウンなら香港超級市場が確実だ。マンハッタンよりはフラッシングのほうが取扱店が多くて期間も長い。

お店に出なくなったと思ったらまた入荷があったりして神出鬼没な気まぐれ野郎なたけのこ。運良く出会ったら確保して煮るなり焼くなりしてください。

データ

  • 店名:香港超級市場(Hong Kong Supermarket)
  • 所在地:157 Hester St, New York, NY 10013

濃厚度

中。

旅行代理店で

こういう看板があった。矢印の向きが気になるのは置いておくとして。

こういう各地の地名は誰が漢字を当てるのだろう。メイン州がメンイン州になるのはなんとなくわかるとして、ボストン=ボシドゥン。なぞなぞのレベルである。夏のリゾートであるMartha's Vineyardはマーシャ葡萄と響きがかわいい。

カナダの「3-4 DAYS」というのはアバウトだが、3日か4日を選べるのか、それとも交通事情で3日が4日になったりするんだろうか。

魚屋のAqua Best

チャイナタウンには魚屋が多い。魚を屋外に並べるお店が多数派で、夏にもなると太陽の下で魚が独特の臭いを発する。いくらチャイナタウンが好きな私でもこれは嫌だ。

この福旺海産はちゃんと魚を屋根の下で売っている。お店は奥に広く品揃えも豊富だ。もちろん触ったりしておいしそうな魚を選ぶことができる。

生け簀もある。直前まで生きていた魚が活きがいいかというとそうでもないので私はチャイナタウンの生け簀を避けることが多い。鑑別眼に自信があればどうぞ。

刺身でも食べられる魚をリクエストすれば何か出してくれるし、ご丁寧にチューブのわさびも売られている。でも、刺身でも大丈夫、と胸を張る店員が生で食べているわけではなかろうから悩ましい。

店員にはラテンアメリカ人も多く、そのため英語も通じる。ちなみに写真の魚は$12で買った。

データ

  • 店名:福旺海産(Aqua Best)
  • 所在地:276 Grand St, New York, NY 10002

濃厚度

中。ラテンアメリカ系の労働者をチャイナタウンでよく見かけるようになった。

閑人は入るべからず

濃いめのパン屋にある張り紙。簡体字はわかりにくいが繁体字で書くと「閑人免進」となる。

文字通り読んだら「閑人はここから先に進んではならない」だ。「閑人」は「ひまじん」ではなく「用のない者」くらいの意味。中国語は日本人にとって勉強しやすい言葉だが、こういう落とし穴もある。

それにしてもこれ、中国語と英語の混ざり具合がどうも気持ち悪い。英語しか読めない人にとってはサンキューだけしか伝わらないよね。

いつも混雑、S. Wan Cafe

それにしても安い店は人にすすめにくい。もちろんチャイナタウンはほとんどのお店が安いのだが、さらにその中で安いとなると相当な経費削減をしているわけで、せっかく人にすすめても「なんか薄暗いから何も食べずに出てきたよ」などと言われてがっくりくるのである。

くどい前置きが必要なのは喫茶軽食のS. Wan Cafe。朝食は$3以下から、ランチは$4程度と安さが目につく。給食のようなトレイでセルフサービスだし、椅子もプラスチックだったりしてお世辞にも上等な雰囲気はない。そして店は半地下で外の光はあまり入らない。

しかし、朝も昼も行列ができるのは安いからというだけではない。きちんと作ってある料理が実においしいのだ。別に特別なことをしているわけではなく、たとえば炒麺は香港のお母さんが基本に忠実に中華鍋で作ったような味がする。

店内は広東語6割、北京語4割。英語を話している客はあまり見ないがメニューに英語が書いてあるのでなんとかなる。写真のお粥セットはでんぷん同士の組み合わせが妙だが意外にいけるのでお試しを。

データ

  • 店名:洋紫荊珈琲室(S. Wan Cafe)
  • 所在地:85 Eldridge St, New York, NY 10002

濃厚度

濃い。

中国直通1ドルなり

公衆電話の上についていた年代物の看板だ。$1でダイヤル直通の国際電話をかけられるという。

携帯電話が全盛の時代になってしまったけれど、新しくやってきた移民にはこういう看板がまだ役に立つのだろうかと想像してみる。もっともチャイナタウンの雑貨屋では国際電話カードが売られていて、$5も出せば中国に何時間も通話できるのでこれは本当に20世紀の遺物なのだろう。

中国・台湾・香港・韓国。ここに日本がないのが残念だ。私たちはマイノリティなんですねえ。

ハーレム濃厚ガイドです


チャイナタウンのブログを始めて3年近く。順調かといえばそうでもなく、ニューヨークのチャイナタウンがなくなるぞとかひどい言われようなので、この新年度からNYハーレム濃厚ガイドを始めることにする。

さて第一回はハーレムの魚屋。あまり知られていないがハーレムには魚屋が多い。筆者の住むトライベッカには魚屋がなく、魚を食べて育った日本人としてはハーレムの住人がうらやましい限りだ。

たとえばこちらのSea & Sea Sea Food Market。広い店内には数多くの魚や貝が陳列され、ないのは鯨くらいである。この魚屋がすごいのは品揃えだけではない。魚だろうとエビだろうとなんでも買ったものをその場で蒸してくれるのだ。

今日はロブスターを試してみよう。ロブスターは水槽の中にいて、目の合ったものを網ですくってもらう。ついでにホタテもつけて$20くらい。野菜もトッピングできるが余計なように思う。

味付けをおまかせにすると10分足らずでバター風味の蒸しロブスターが出来上がり。店内の小さなベンチに座り殻と格闘する。

調味料は言えば出てくるが、残念なことに醤油はない。ロブスターといえば醤油とショウガが最高なのだが。

濃厚度

普通。英語も通じるがスペイン語ができればなお良い。

追記(4月2日)

醤油がないのでチャイナタウンに戻ることにしました。