ニューヨークの中心としてのチャイナタウン

このブログを始めたのは2009年4月。気がつくと5年めに突入なのであります。

ニューヨークの魅力は何か、と聞かれるたびに私は「ダイバーシティ」と答えます。Diversityは辞書をひくと「多様性」なんて書いてありますが平たく言うといろいろな価値観が共存することと言えましょうか。

このニューヨークにおいて、チャイナタウンはダイバーシティの中心地です。まず、チャイナタウンはニューヨーク最大のエスニックタウンとして都市にに多様性を与えています。そしてそのチャイナタウン自体も多様性を持った場所です。チャイナタウンで聞かれる言語を考えてみましょう。中国語(マンダリン)、広東語、英語が三大言語で、中国の方言でいうと福建語、福州語、上海語、客家語。さらに台湾語、タイ語、ベトナム語、マレー語、インドネシア語、フィリピン語。ヨーロッパの言語も増えてきました。スペイン語にイタリア語。もともとユダヤ人街のあった名残りでユダヤ語も聞かれます。観光客を入れるとフランス語、ロシア語、日本語も。

チャイナタウンといえば中国人コミュニティが頭に浮かびますが、実は多民族多言語のいかにもニューヨークらしいところなのです。

少し時間があればSohoからチャイナタウンに歩き、そこからLower East Sideに抜けてみてください。気がついたらチャイナタウンの中に自分がいて、そして知らない間にチャイナタウンの外に出ていることでしょう。他の都市と違い、チャイナタウンには門も境界もありません。チャイナタウンがここまで都市に溶け込み融合している例はニューヨークのほかにないのです。

お手軽に文化の融合を楽しみたい方には50メートルもないDoyers Stも良いものです。中華料理店の並ぶPell Stから入ると、左にはマレーシア料理屋、そして$10でお釣りのくる散髪屋。右手も中国人しかいない美容院、そしてモダン飲茶のNom Wah。夜になると隠れ家バーのApotheke。メキシカンのPulqueria。そのまま「痛」の看板を見ながら歩くと郵便局、台湾料理屋。もう融合を通り越してごちゃごちゃです。

筆者のひもやくはチャイナタウンにどっぷり浸かり、しがらみも増えたため書きにくいこともでてきましたが、チャイナタウンの魅力・ニューヨークの魅力をさらに書き記していきたいと思っています。

関連記事

上に出てきたDoyers Stのお店たちです。

2 コメント:

  1. ブログ5年目突入おめでとうございます。
    これからも是非ディープな情報をお願いします!
    毎回楽しみにしております!

    返信削除
  2. ありがとうございます。これからも精進いたします。m(__)m

    返信削除