農家飯荘は福州の食べ物を福州の労働者に食べさせる「濃い」食堂だ。店頭には達筆の漢字メニュー。こういうのを見たらわくわくするのは私だけだろうか。
食べ物も見慣れないものが多い。写真は福州式そうめん(中国語はソーミェン)。日本と同じそうめんをラーメンスープに入れたものだ。麺がスープをよく吸って味が濃く感じる。同じそうめんでも全然違う料理だ。
ところで、長い間濃い食堂の代表格だったこのお店、最近たまに白人を見かけるようになった。前はそういう客に冷たかった店側も写真つきメニューを用意したりして優しく対応している。「チップはいりません」という貼り紙は中国語だけで書いてある。うまいことするなあ。
データ
- 店名:農家飯荘(Happy Garden Palace)
- 所在地: 54 E Broadway, New York, NY 10002
濃厚度
濃い。店内の貼り紙に「タバコを吸うときは入り口へ」と中国語で書いてある。「禁煙」と書かないあたり、チップの件も含めてコミュニケーション力が強い店ですね。
農家飯荘。
返信削除1995年ころに福建省福州市にもありました。
サソリの揚げたのとか、犬肉鍋、羊のペニス入りの湯とか、個性的でした。
NYのと関係があるのかどうか、
福州市に現存するのかは分からないです。