このブログを書いている私は日本生まれの日本人。労働ビザでアメリカに来てそのままグリーンカードを取った。アメリカは好きでも嫌いでもないが、風の流れに身をまかせていたらこうなった。
風の吹くままに動いてなんとかなるのは私が日本人だからで、中国人ならそうはいかない。ビザなしESTAでアメリカに来ることはできないし、ビザの審査も日本人より厳しいしグリーンカードは大体のカテゴリで待ち時間が長い。抽選のグリーンカードも中国人には枠がない。
それでも中国人はアメリカにやってくるのだが、その苦難の歴史をまとめたのがこの華人博物館だ。差別偏見排斥の三拍子を乗り越えた様子が悲壮感なくまとめられている。
一般の入場料は$10。ちょっとのぞいてみたいだけの人は木曜日に行くとTargetの後援のおかげで入場無料になる。
大きな声でおすすめはできないが、チャイナタウンでは数少ないトイレがきれいな場所なので、そういう意味でキープしておくのもよい(役立ったら募金箱に少しどうぞ)。
データ
- 名称:美国華人博物館(Museum of Chinese in America)
- 所在地:215 Centre St, New York, NY 10013
- オフィシャルサイト:http://www.mocanyc.org/
濃厚度
薄いが展示は全部バイリンガル。
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