Soup Dumpling

小籠包

Hong Kong? New York.

これでもニューヨーク

Hot Pot

麻辣火鍋

Subway

地下鉄

Congee

中華粥

焼きそばを作る。仕込み編

いきなり男の料理シリーズを開始することにする。このシリーズが細く長く続くことを願って、焼きそばから始めよう。

焼きそばは単純に見えて奥が深い。実際、レストランのの焼きそばは一味違う。かた焼きそばを食べてもらうとわかりやすいのだが、ソースがかかっていないところをポリポリ食べてもちゃんと味がしておいしい。

今回は麺を下ごしらえする方法を書いてみる。下ごしらえがちゃんとできれば、あとはかた焼きそばでも柔らかい焼きそばでもソース焼きそばでも自由自在においしいものができる。

材料

  • 焼きそばの麺
  • ごま油
  • 醤油

男の料理なので量は適当。焼きそばの麺は製麺工場で買ってきたものが一番おいしい。一袋で15人ぶんくらい。がんばって食べよう。

ごま油はチャイナタウンのどこでも買えるが、消費量が多いなら大型のものを香港超級市場で買うとよい。醤油は日系食料品店にある普通のものでよい。

その他必要なもの

  • 中華鍋(麺を蒸す)
  • 大きな鍋(麺をゆでる)
  • せいろ
  • キッチンペーパー

参考にするレシピ

作り方

1. 麺の袋を開ける。中華鍋にお湯を沸かす。その横で別の鍋にもお湯を沸かす。麺を蒸してからゆでるために鍋が二ついる。お湯が多いほど良いのはパスタと同じ。
2. せいろに麺を乗せて強火で5分蒸す。火を弱めたりふたを開けたりしないよう注意。時間になったらせいろから隣の鍋に移してさらに1分ゆでる。
3. 麺がゆで上がったら冷水で洗う。水は何度もかえて濁りが残らないようにする。
4. 麺の水をよく切る。水分は抜ければ抜けるほど良い。いろいろ試してみたが、一番良いのはキッチンペーパーに麺を包んで水を吸収させる方法。紙に水分があまり残らなくなるまで繰り返す。

5. 塩を一つまみ振りかけてから醤油で味つけ。醤油は多めで。どのくらい多めかというと、麺が全体的に軽く醤油色をした状態になるくらい。最後にごま油を少量まぶして軽く混ぜる。

6. ジップロックに入れて一晩寝かす。その場ですぐ食べてもいいが、翌日のほうが確実においしくなる。

以上で30分くらい。これを麺の量に応じて繰り返す。たかが焼きそばであるが、すごく手間がかかる。次回は実際に焼きそばを作る方法。下ごしらえに比べれば超楽。

チャイナタウン・レストランウィークが始まった

去年と同じ企画会社がチャイナタウンのレストランウィークを3月31日まで開催している。参加レストランでは指定のメニューが$20.13で食べられるというものだ(詳細)。

レストランのリストは以下のとおり。

  • Asia Roma
  • Diamond Hill Cafe
  • Golden Unicorn Restaurant
  • Emperor Japanese Tapas Shabu Restaurant
  • HK Wonton Garden
  • Lobster Boat
  • Lucky Plaza Restaurant
  • Mika Japanese Cuisine & Bar
  • Mottzar Kitchen
  • Nha Trang One
  • Old Sichuan
  • Peking Duck House
  • Pho Grand
  • Red Egg
  • Shanghai Cuisine
  • Shanghai Gourmet
  • Xe Lửa Vietnamese Restaurant
  • Vegetarian Dim Sum House
  • Yeah Shanghai Deluxe
  • Grand Bo Ky Restaurant (*)
  • Häagen-Dazs (*)
  • Nom Wah Tea Parlor (*)

(*)は$20.13のキャンペーンは行なっていない。詳細は公式サイトを参照。

こういう企画はレストランによっては超お得、たまに安かろう悪かろうの地雷ありという感じだが、そのあたりの溝を埋めるためにメニューが事前にウェブで見られるようになっている。

一食$5の私には似合わない企画だが、どのような形であれチャイナタウンが盛り上がるのは良いことだ。

おことわり:当サイトはこの記事その他に関してChinatown Restaurant Weekおよびその主催者であるKaimen Companyから金品を受け取っていません。(English: NYChinatown.com is not sponsored by Chinatown Restaurant Week or Kaimen Company.)

関連記事

今週のひもやく

チャイナタウンの小さな食堂で夕食を食べていたときの話。店内に私ひとりだったところ、店主の息子が隣のテーブルで算数の宿題を始めた。小さい店だから2階の住居に机がないのだろう。

息子「おかーさん、最後の問題がわからないよ」

母はキッチンから出てこない。客が他にいないからお母さんも暇かと思うのだが出前の用意があるのかもしれない。横目で宿題を見ると分数の大小を比べるだけの問題だ。なんとかなるだろう。

ひもやく「おにいさんに見せてごらん」
息子「難しいよ」
ひ「大丈夫。私は先生だからね」(嘘)
息子「5/7は3/4のどっちが大きいの」
ひ「3/4のほうが1/28だけ大きいよ」

息子、尊敬の眼差し。これで宿題も終わり、良かったね、と思ったら「なんでそんなに早くわかるの」と来る。深みにはまる自分を感じつつ日本仕込みの算数を教えたのでありました。

東方蘭州手拉麺

濃厚でいい店は人に教えたくない。釣り師が良い漁場を秘密にする心理と似ていて、ケチというよりも人が詰めかけて漁場が荒らされるのが心配なのだ。

今日の教えたくない店は東方蘭州手拉麺。蘭州は注文を受けてから小麦粉をこねて作る手打ちラーメンが名物で、蘭州ラーメンの店がチャイナタウンの各地にある。

観光客の多いところは客の目の前で派手なパフォーマンスをしつつ麺を打ってくれるが、ここは店の奥でひっそりと麺を作る。もったいない気もするが、日本の手打ち蕎麦屋と同じような感覚なのかもしれない。

写真は羊肉ラーメン。ひっぱっても切れないコシのある麺に羊肉、おまけの魚だんごという組み合わせだ。前半はそのまま、後半は自家製のラー油と高菜を加えていただく。

スープ麺もおいしいけれど、絶対におすすめなのは夏に食べる冷たい麺。冷製パスタなんて比べ物にならない味なのでぜひ。

データ

  • 店名:東方蘭州手拉麺(Sheng Wang)
  • 所在地: 27 Eldridge St, New York, NY 10002

濃厚度

濃い。つい最近メニューに英語表記ができたので、指差しでもなんとかなる。

幸運星カフェ

幸運星と書いてラッキースターと読むのはむかしからある古い喫茶店である。狭すぎる店内はいつも満席。といっても4人が座ればそれでいっぱいの店だ。

香港の古い喫茶店はこんな感じなのだろうか。ちまきもパンもあるし、温かいもので言えばお粥もマカロニもあるし、スープもある。飲み物も珈琲から漢方のお茶(夏枯草)まで幅広い。小さなお店なのにメニューの充実度はすごい。

デザートでいえば「杏仁糊」が最近のお気に入りだけど、一般受けするかな?

座れることは期待できないけれど、歴史遺産の見物ということで一度どうぞ。

データ

  • 店名:幸運星餅店(Lucky Star Coffee)
  • 所在地:48B Bowery, New York, NY 10013

濃厚度

濃い。英語表記がメニューに少ない!

今週のチャイナタウン

ボストン行き格安バスのFung Wahが営業免許を取り上げられた。比較的事故の少ないバス会社だったため意外ではあるが、車輌の整備不良に加えて検査に協力しなかったためらしい(ウォールストリートジャーナル公式サイト)。

スパニッシュ・ハーレムはチャイナタウンにならない

レコードチャイナというサイトが「チャイナタウンになりつつある、かつてのスパニッシュ・ハーレム」という記事を掲載し、これがMSNトピックスYahoo!ニュースに配信されネットの掲示板やTwitterで話題になっている(例:ドンテナ国際)。

こういう「釣り」の要素が入った記事にいちいち反応するのは野暮というものだが、かといってチャイナタウンブログがだんまりを決め込むと記事を追認しているようでよろしくない。

結論から書くと、スパニッシュ・ハーレムがチャイナタウンになりつつあるなんてことはないし、当分チャイナタウンになることもないだろう。

レコードチャイナの記事は「2013年2月25日、米華字メディア・美国中文網 (SINOVISION Net)によれば」で始まる。ところがネットで見ると25日の美国中文網にはそういう記事は見当たらない。大紀元時報の25日の記事(英語版:Chinese and Other Asians Moving to East Harlem NYC)が近いがレコードチャイナと内容がぴったり一致するのがNYタイムズの24日の記事「Chinese Moving to East Harlem, Some From Chinatown」である。

  • NYタイムズ:The population of Asian residents, mostly Chinese, has quietly ballooned in the last decade, doubling in the southern part of the neighborhood and tripling in the north, according to census figures... has registered a 68 percent rise in Asian residents in the area's public housing over the past five years, compared with a 33 percent increase in public housing citywide.
  • レコードチャイナ:イーストハーレムに居住する中国系住民の数は10年の間で、南部で2倍、北部で3倍にも増えており……アジア系住民は過去5年で68%増加、ニューヨーク市全体でも33%増加したという。

内容がほぼ同じでしょ? たぶんレコードチャイナの元記事は美国中文網ではなくてNYタイムズ。

ところが、NYタイムズとレコードチャイナの取り上げ方に大きな違いがある。

  • NYタイムズ:While growing rapidly, the numbers in East Harlem remain low compared with the city's other thriving Asian enclaves in Flushing and Elmhurst, Queens, and Sunset Park, Brooklyn. In the 2010 census, 8.5 percent of residents in the southern section of East Harlem were listed as Asian, up from 4.6 percent a decade before. Further north, the proportion is smaller - 3 percent of the population in 2010 - but the growth was more sudden, up from less than 1 percent in 2000, according to an analysis by the City University of New York's Center for Urban Research.(抄訳:中国系の人口が増えているといってもその割合はNY市内の他のチャイナタウンに比べるとわずかだ。東ハーレムの南部では8.5%がアジア系、北部では3%である。)
  • レコードチャイナ:米ニューヨーク市のイーストハーレムは従来、プエルトリコ系住民が多く居住する地域で「スパニッシュ・ハーレム」とも呼ばれていたが、この地域がここ10年で急速にチャイナタウン化しつつある。

NYタイムズの記事は、アジア系が3倍に増えたといっても1%が3%になっただけでチャイナタウンにはほど遠い、と書いてあるのだがレコードチャイナはこの部分をさっくり省いて現実と違う印象を与えている。

レコードチャイナの内容を一文一文検証してもいいのだが、労力のわりに面白くなりそうにないのでこのへんで終わり。

筆者のひもやくはスパニッシュ・ハーレムにもよく行くが、この界隈はチャイナタウンにはなりえない。センセーショナルなタイトルはいつも眉につばをつけてご覧ください。

写真はスパニッシュ・ハーレムのランチ。色合いが悪いのは写真の腕ではない、はず。

Taiwanese 101のかき氷

ニューヨークには台湾人が多くいるのだが、それに比べて台湾レストランは少ない。

その中で台湾を全面に押し出したレストランがここだ。メニューは台湾料理一色で何を食べても間違いないが、デザートのかき氷は忘れてはいけない。

味もさることながらサイズが巨大! 中サイズが4人前ということになっているが6人でも十分。大サイズが10人前といったところ。本場のようなフルーツのトッピングがもっとあればありがたいのだが、この値段では文句も言えない。

ちなみにこのお店、ものすごく綺麗だし照明も暗めなのでデートにも大丈夫。奥の個室には回転するテーブルがあるし、宴会の最後にはウサギさんのりんごがついたフルーツが出てきたりして日本がなつかしい。

データ

  • 店名:101 Taiwanese Cuisine
  • 所在地:135-11 40th Rd, Queens, NY 11354

濃厚度

中。英語は普通に通じる。

今週のひもやく

八百屋でお金を払うときに店員が「あなた日本人? 韓国人?」と中国語で聞いてきた。なんでわかるの、と聞いたら「ネギと白菜を買ったからねー」だそうだ。